檸檬色




夏稀の電話を切ったあとタイミングよく祐兄ちゃんから電話がくる



『詩乃!あと…7分くらいでつく!』



「7分って(笑)
わかった!」



7分という細かい時間のお知らせが入った


パパっと身だしなみを整えて
外に出る




「暑いな~」



少し待つと、祐兄ちゃんの車がきた



「お待たせ~」


「あ~涼しい!
ありがとう」



いつもみたいに車のなかはドリカム