「大丈夫
千尋も夏稀ちゃんも、祐だってついてる
俺もね
今までの時間は確かにあったんだから」



大学生とは思えない大人な顔で笑う




「じゃあ、トイレ行っておいで
もうちょっと寝てな
俺、コンビニ行ってくるね」



静かにそう言って出ていった



トイレにいって洗面所で顔を洗って
千尋と夏稀の間に入って寝転ぶ


冷房が付いた部屋は気持ちよくて
すぐ眠りにつけた