「え…?」
そっと近づく
善太さんはケータイのスピーカーボタンを押した
『俺がな~
もうちょっと…、しゃんとできたら…』
祐兄ちゃん……
「お前は悪くねぇよ」
善太さんはこっちに顔を向けてニコッと笑った
『……ちゃんと守りたかった
詩乃、朝に向かえにいくから
わりぃな』
「お前なりに、
守ること出来てると思うよ俺は
じゃあ、詩乃ちゃんに言っとくわ」
『おう……よろしくたのむ』
「気にすんな
じゃあ、また」
善太さんがケータイを切る
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…