はじめて善太さんの家来た


「広い~」


夏稀は楽しそう



「なに飲む!
こんくらいしか出来なくてごめんね!
ああ!あたしってなんでこうなの!」



千尋が絶叫しながらジュースを注いでくれた



「大丈夫だって
今、めっちゃ助かってるし」



「詩乃~~」



みんなでいろんな話をした

善太さんは笑いながら
たまに千尋のことを気にしてた



夏稀がうとうとし始めて
だんだん私も眠くなった


もう夜中の2時を回ってた



なんか
本当に絶望ってこのことだなって思ってたけど
千尋と夏稀のお陰で
すごい、救われたな~