檸檬色




「「え!?」」



慌てて駆け寄る


「ちょ、千尋
大丈夫よ!ねぇ」



「うちも、大丈夫!
気持ちだけで充分すぎるよ」




夏稀と必死で千尋をなだめる



「夏稀ちゃん、詩乃ちゃん」



「あ、善太さん」



「とりあえず、俺の家でも来る?
公園にずっといたら暑くて体壊すよ」



いつもみたいに落ち着いた声



「千尋を詩乃ちゃんの家送ったら
いきなり走ってどっか行ってさ
必死に追いかけてきたよ
大体のことは、祐から話聞いたよ
勝手に聞いてごめんな
うん、一回家行って落ち着こう」




みんなで善太さんの車に乗った
広いマンション
千尋の荷物もたくさんある


黒で大体揃えられた部屋に
ピンクのクッションは千尋のだろうな