檸檬色




「熱?大丈夫なの?
ちょっと夏稀、待っててね」



夏稀を部屋に残しお父さんとお母さんの部屋にいく



「確か…この辺に保険証しまってたはず…」


お母さんが通帳やらいろんなものを入れてる引き出しをあける



「彩未、一人で行ける?
めっちゃしんどそうだけど」


「大丈夫、タクシーでいく
ねぇちゃんは夏稀さんといてあげないと」



うん
いつもは気が利いたりしない彩未だけど
こういう時は、ちゃんと考えてるらしい




「ちょっと、見当たらないな~
彩未、部屋で寝てな
保険証見つけたら持っていってあげる!」




あれ~~
どこだっけ




ガサッ



「あっ」



分厚いファイルを持ち上げたら中身が全て出てしまった