「…うん」 祐兄ちゃん 思ったより大きいんだなぁ 背はいつも、高いなって思ってたけど 肩幅もこんなに広いんだ 「まじで…気もち悪がられて 終了だと思ってた」 そんな祐兄ちゃんの言葉に 少し笑えてくる 「詩乃」 「…うん?」 「好きだよ」 心臓って こんなに速く動くんだ 顔 燃えそうなくらい熱い