「はぁ」 破裂しそうな心臓と 重たくなっていく 詩乃への気持ち もう 出来るだけ、会わない方がいい ……って何回も思ったけど 顔が見たい 声が聞きたい 話したい 傍にいたい 結局 俺は、自分勝手で 諦める方法を知らない ガキだった