檸檬色





「じゃあ、詩乃
俺駅まで空斗送ってくるから
ちょっと寝てて」


「うん」


玄関が閉まり、ボーッと天井を見る


なんかフワフワして
あったかい


…アルコールのせいだ



うとうとして


瞼が重い