檸檬色




「大丈夫!
なにも変わらないし!」


「いいから!
フラフラなるかもしれないから」


言われた通りおとなしく横になる



「じゃ、俺は帰るよ
しーちゃんグロッキーだし(笑)」


空斗くんがヨロッと立ちあがる



「空斗、お前も大丈夫か?」



「大丈夫大丈夫~~!
しーちゃんも、お大事にね」



「ご、ごめんね空斗くん」