檸檬色



きっと…
祐兄ちゃんは、何も考えずこういうことしてるんだろうな

もう映画に集中してるし…




なら、私も
……少しくらい



ビビりな私が、もとから少ない勇気を振り絞って

祐兄ちゃんの手をぎゅっと握った


一瞬
祐兄ちゃんがこっちを見た気がしたけど

気づかないふりをした




そのあとの映画の内容は覚えてなくて

逆に助かったくらい(笑)