檸檬色




「あのさ…
私、祐兄ちゃんのこと

好き……なんだと、思う」



夏稀が目を見開く



「詩乃、それって
恋愛対象として?」



「うん

でも、従兄だから…
私とは血は繋がってないけど、
親戚だから
そのうち、気持ちが消えるのを待つよ」



ぎゅっと胸が縮んだように
ズキンと痛む



ほら
こんな痛みを感じるのも
はじめて