「それで、なに?
その隣のお荷物は。」


「誰がお荷物だぁ!!
こんの、最上お前…ぶっとばしてやる」



「落ち着けしょーた。


最上、勝負しよう。」


「ほー?勝てんのか?」


「勝つ気しかないね。


私が勝ったら、こいつの居場所を作ってあげてほしい。

もちろん、お前ら傘下が私の下につくことを意味してるんだけどね。」



「あっそう。

いいけど別に。


じゃあ俺が勝ったら一週間俺に告白な」



「なんだその罰ゲーム!!」


「5億年の時を早送りしてやるぜ」


「おい、結構キメてるけど
全然かっこよくねーぞ。」


「キメてねーよ!」


「いーや!キメてたね!!」


「てめぇ、やんのか!」





「やってやるよ!かかっこいトマト!」




べチャッ



「へん!
お前が来やがれダイズ野郎!!」


「おまえぇぇ……
制服がトマトで汚れただろ!!

新庄!大豆用意!!」


「へい!」


「男獅子!
トマトありったけ持ってこい!」