そして今日も奴はあぐらをかき、


その上を座らされ、


後ろから抱きしめてくる。




「………。」




やられっぱなしになるかってんだっ!











バンっっ!!










私は最上を床に押し倒した。









「何してんのお前」









「へん!


お返しだっ!!」







ガリッ!!!















「いってぇーな…


なんで俺の鎖骨噛んでんの。」






「あれ、なんか
こんな感じじゃなかったっけ。」




「あー、ね。


よーく見とけばーか。」









「ぅお、え?」





つぎは私が押し倒された!?


なんたる屈辱っ!!




「形勢逆てーん。」





「ま、待てっ!」




「待てねぇよ…」




両手首を奴の両手によって

床に縫い付けられる。




身動きがとれないぃぃっ!!









チュッ……




「ぅ…!」





チュク…チュッ…





「はい、でーきた。」








「…ま、またお前っ!?」






「次、お前の番。


付けてみろよ。


噛むんじゃねえ、吸え。」





「は?」






なんでわざわざこいつ…


自分から恥さらしになろうとしてるんだ?




「はやく。」





「や、やだよ気持ち悪いっ!


自分から来られるとやだ!!」



「はあ?


お前俺を独占したいんじゃねーのかよ?」





「いや、独占じゃなくて
恥かかしたいんだけど…。」






「何言ってんだよお前。

これは俺のもんですって証だぞ。

恥かかすためじゃねーよボケ」




「ええええ?


じゃあなんでこんなこと…
「お前さ、




俺の女になれって言われたら













どーする?」