「な、何も隠し事なんてしてないし!」
「はあ?
じゃあなんだよその絆創こ…
「ああああああ!!!
立ち去れ早急に!!
そして二度と現れるな!!」
くっそぉ…
こんな奴に油断した私が馬鹿だった…
まさか天敵に傷をつけられるとは
三原あきめ…一生の不覚っっ!!
「意味わかんねー。
お前今日も教室でおとなしく待っとけよ。
あ、逃げようとしても無駄だからな?」
「逃げるも何も行かない!
お前の喧嘩最近変なんだよ!」
「いつも変だろーが。
じゃ、また後でな。
絆創膏外しとけよ。」
くっそぉぉぉ!!
こうやって公の場で、この負けた証を
私に恥として晒せと言うのか…っ!!
こうなったら……

