「女だからなんだよ
お前も一応女だろが。
ゴリラ寄りの。」
「なんだとボケ」
「俺は男だから殴れねえけど、
お前ら女同士だろうが。
なんで柿原が傷つけてよくて
お前が傷つけたらダメなんだよ。」
「……なっ！？
私は傷つけてませんわよ！？
こいつが一方的に……！！」
「あのさ。
バレバレ。」
「え？」
そして最上は柿原の肩から
小さい鼻クソみたいなのを取った。
『かなと様がいれば何もいらないの！
仲間なんてのもいらないの！』
「いやーん大胆告白〜
ボイスレコーダーでぇーす。」
「っっ！！」
「聞いたかてめえら、
これ放送部持ってけ掛布。」
「ウッス！！」
「殴れはしねえけど、
精神的に痛めつけるのは
いいよな？」
「……っっ！！」
「お前のカラダ、なかなか良かったぜ
けど、そのバカでけえ乳だけじゃ、
俺を満足させることはできねえ。
俺を満足させれんのはこのクソガキだけだ
よって女獅子は永久無効こいつのみだ。」
「へ、変な言い方すんなボケ！！」
「ということだ。
一生俺の前に現れんな、去れクズ」
「……うぅくっっ！！！」
そう言って柿原は去っていったーーー
