「お前なんか嫌いだ一生話しかけるな」



「無理。

俺を無視とか絶対許さねえ。」




「あーもう!
なんでそんないやがらせ
ばっかなんだお前は!!!」


「俺の生きがいだ」


「ちっちゃ!!!」



「ほら、ぷるこ返すから許せ。」


「……。」



もぐもぐ食べ始める私。




んんんんん!!


おいしいっっっ♡♡♡♡






「で、これからどうすんのさ?」


「何が」


「番長すんの?野球続けるの?」


「続けねーよ。

男獅子もいるわけだしな。

…お前のその汚ねえ面見れたし。」




ぽん。



私の頭に手を置きやがった。






「は?キモ」




「さっきのお前の写真見るか?

どっちがキモいか勝負だな」





「しなくていいっ!!!」





こうして夏の野球は幕を閉じた。