時雨と結愛

あいさつはこの辺にして…

階段を降りるとお母さんが朝ごはんの準備をしていた。

「結愛やっと起きてきた。遅いわよ。
今から大事な話するから、座って待っててね。」

大事な話ってなんだろう。

目の前に座っている
お父さんはなぜかにこやかだ。



「朝からなんでそんな笑顔なんだよ。」


「それはねー?
愛しの結愛ちゃんの顔を
朝から見れたからだよー?」


「きもちわる。」

この意味のわからない人が私の父。

名前は霧生 凉雅《きりゅう りょうが》

霧生組の総長だから
怒ったり喧嘩になると怖いが
私と母のことになると
鬱陶しいくらいバカになる。