時雨と結愛

クラスに入ると
男どもがしっかり前を向いていた。

よっぽどらんが怖かったのだろう。

「霧生、自己紹介を。」

「はい。
霧生 結愛です。
これからよろしくお願いします。」

我ながら真面目な自己紹介だったと思う。

先生に言われたとおり
窓側の一番後ろの席に座る。
よくありがちな転校生の席だ。

でも、周りの3席は全て休みだ。
嫌な予感しかしない。

周りの生徒は私が女だからか知らないが
チラチラと私の方を見る奴が多かった。

私なんか女子としても
思われてないのではと思うほどであった。(ちなみに結愛はかなりの美女笑)