参獣龍



「古閑 瑠璃菜さーん
第1診査室へどうぞー」


あ、名前呼ばれた、



ほんと早いね。



そして、言われた診査室に入った。



唯織には外で待っててもらう。



あんまり弱い私見られたくないからね。



それを分かってる唯織だから何も言わないでくれる。



「奏さん久しぶりだね」



「だな。よし、座れ。」


それから久しぶりの簡単な診査が始まった。



すると、奏さんの表情が強張った。



余命宣告かなー?



私ね、小さい頃から



肝臓の病気になった



手術はこう見えて何回か受けてる。




でも、治る可能性は20%




みんなは高いって思うでしょ?



でもね、そう簡単には言えないの。





肝臓だけとは言えない。




心臓も弱い。



だから、いつ発作を起こすかも分からないし、いつ危ない状況になるかもわからない。



常に『死』が隣あわせ。





だから、いくら20%と言え治る可能性も分からない。