参獣龍



「瑠璃、そこまで言うならこのチームを解散させるか?
ちげぇーだろ?
俺らのことで責任感じてんなら
もう、気にするな
瑠璃のせいじゃないから」


「だから、結成さえしなかったら良かったなんて言うな」




そう話す龍の声、少し震えてるように聞こえたのは気づかないふりをした






龍がこのチームだけを信じる事が出来るようになったのは知ってる。




龍がこのチームをほんとに大切にしてる事も好きな事もよく知ってた。





「龍…。」



「お前は、人一倍正義感強くて
人を大切にして自分を溜め込む。
だから、そんなお前を守れるように
俺らは喧嘩してた。」




あー唯織も同じ事言ってた。




結局私、最初からみんなに守られてるだけじゃん




「お前はもっと俺達に甘えろ。
思う事吐き出せ
誰もお前をせめない。」


龍の言葉は昔から説得力があるのは気づいてた。





だってさ、今まで責任感じてた




私のせいって事も龍が言うなら少しは楽になってもいいのかな?


なんて思うようになってるから。