でも、すぐにまたザワザワとなったけど
無視して再び走り出した
走りを始めること2時間
今はみんな倉庫に集まっている
もちろん、椎たちも来てくれた
「みんな、今日は急な事ばかり言ってごめん。
でも、最後までこんなあたしに着いてきてくれてありがとう。ほんとにありがとう」
あたしはみんなに頭を下げて伝えた
この言葉は椎たちにも届いてるはず
「瑠璃、頭上げろ。」
椎に言われあたしは頭を上げた
「この数年、女のくせにバカつぇーお前に俺らは全員助けてもらったし、この参獣龍を作ったお前はほんとにすげーと思うし、感謝してる。
どうしようもねー俺らに暖かい居場所をサンキュー。この数年間ホントにつれー事もあったな。でも、それでも俺らのトップでいてくれてサンキューな」
『ありがとうございます!!!!』
「瑠璃、後は俺らに任せろ。
そして、お疲れ様」
そう言って湊が大きな花束をくれた
それにあたしは涙が出た
嬉しかった
椎の言葉や湊からの花束
すごく嬉しくて後悔してたこの場所を今は良かったって感じる事が出来た
ここはずっと存在する
なくなってもみんな繋がってる
心はいつだってそばにある
チームが離れても交流は沢山ある
連絡だって取れる。
そうすればいつだって会える
だから、みんな寂しくないんだよ