参獣龍

-唯織side-




『私の存在を消さないで。
忘れないで。』





そう言った瑠璃に俺は嫌な予感がした





瑠璃が消えそうな予感がした





そして、そろそろかもって直感で思ってしまった。





この事を今まで瑠璃は誰にも言わず俺だけが知っていた




でも、龍も知っていた




いや、龍が勘づいたんだ



そんな龍に目をやると龍も感じたのか苦痛な表情だった。





けど、その事を知らない尚たちは



「何言ってんだよ。
忘れるはずねーだろ??
これからも一緒にいるんだからよ」





その言葉に瑠璃の顔に影が落ちた



マズい…




このままだとバレて瑠璃が苦しむ





なんとか方法を考えねーと