参獣龍




そう言うと咲良だけじゃなく、





みんなの表情が強ばった




『なんでそれを知ってるんだ』とでも言うようにあたしに目を向けるみんな。






勘づくよ





咲良の態度といい、以前にあたしの事話しているのを聞いた事がある





だから、気づくよ





詰めが甘かったね咲良…





「なーんだ、瑠璃も知ってたんだ
あたしはずっとあんたが嫌いだった
なんでも知ったような事を言うあんたが嫌い」




「おい!!お前、まじいい加減にしろよ!!」



「尚、いいの。」



「でも!」



「ありがとう。でも、今はそんな話をしてる時間がないの」





そう、あたしの時間がない足りない





「残念だったね。あたしを殺せなくて。
でもね、あたしはほんとに貴方を信じていた。けど、最初から友だちじゃなかったね。」





「当たり前でしょ?あんたなんかと友だちなんてこっちから願い下げ」





そう言って居間から出て行く咲良




ずっとそう思ってたんだね





きっと、あたしが入院中





唯織と龍が何かしたんだろうね。




あたしに変わって何かしたんだ。





なんで、復讐みたいな事したの???




「瑠璃、いつから気づいてたんだ」




「目を覚めした時くらいから
考えてて思いついた。
2人が何かしたんでしょ?」