参獣龍

-瑠璃菜side-



愛菜が息を引き取った時




あたしは愛結達の時と変わらず




涙が出なかった




だけど、心は酷く悲しかったのは感じた




ただ涙が出なかった





「瑠璃、検査始めるぞ」




「奏さん、こんな検査意味ない
あたしは受ける気ないよ。」





「瑠璃…」



「あたしね、愛菜が死んだ時涙が流れなかった。なぜか分かる??
あたしももうすぐそーなると実感したからだよ。」





あたしは無表情で奏さんにそう話していた




そう、実感したんだ。





あたしもいつかは愛菜と同じで死ぬんだと。





だから、酷く悲しかったけど涙は流せなかった