あたしは愛菜とよくいた病院内の庭のベンチに座って空を見上げながらそんなことを願っていた
愛菜、あたしと出会ってくれてありがとう
あなたの本音聞けてあたしは良かったです。
あなたの笑顔は綺麗だったよ
「瑠璃」
「陣…どーしたの?」
「いや…その」
モジモジする陣
「あの事なら気にする必要ない。
それより、愛菜の法事の準備は進んでるの?」
「まぁ。一応進んでる」
「そか…。
愛菜、すごくいい子だったね。
彼女の笑顔に何度も救われたよ。」
「アイツも瑠璃の話ばっかだった」
ほんと…優しすぎる。
真っ白すぎるんだよ。
「愛菜の最後をあたしにくれてありがとう
おばさん怒ってない??」
「大丈夫。母さんが自ら瑠璃にお願いしてって言ってたから。
母さんも俺もみんな瑠璃に感謝してる
ありがとうな」
「こちらこそ」
愛菜、また会おうね。
もう1度空を見上げて
あたしは陣を置いて
1人病院の中に戻った


