「瑠璃、久しぶりね。」



「愛結………。」



 
「瑠璃、龍斗に話してくれてありがとう
私に会わせてくれてありがとう」




そう言って笑う愛結




龍はこんな素直な愛結に惚れたんだ



「瑠璃菜、守ってやれねーでごめんな
傍にいるって約束したのに守れねーでごめんな」




「奏多、お願い謝らないで
謝るのは私
2人の大切な人生を奪った。
ごめんなさい」



「瑠璃菜は本当にバカだな
俺は好きな女を守れて嬉しいぞ。
俺、ずっと瑠璃菜が好きだよ。」




そう言って奏多は私を抱きしめた。