-瑠璃菜side-




ここは何処だろう。





真っ暗。





それは私の世界を示してるみたい。




いや、実際に私の世界にいるみたい。




誰もいないのかな?






私、死んじゃう?




それでいいかも。



だって、私もうすぐ死ぬんだし。






「瑠璃菜!」


「え?」




振り向くと一部だけ光が差し込んでて




そこには



「奏多……。」



私が大好きな奏多がいた。





隣には愛結もいた。





2人は私に昔と変わらない笑顔を向けていてくれた。