「じゃ、瑠璃は奏多以外の奴に
目を向けた事あるか?」
「・・・・。」
「ほら、ねーだろ?
瑠璃に俺らの気持ちなんて分かるはずねーんだよ」
陣の言う通り
あの頃の私は奏多しか見えていなかった。
奏多と自分の体の事しかみえていなかった。
だから、陣の質問に答えられなかった自分が腹立たしい
「でも、それでもやっちゃいけなかったんだよ
陣は一つ間違えちゃったんだよ
殺す必要なかった
私が悪いの。
ごめんね、気づかなくてごめんなさい。」
私は陣を抱きしめて泣いた。
泣きながらたくさん謝った。
謝っても愛結も奏多も戻ってこない
だけど、陣はここに居る
陣は変われる
1人じゃないって分かってほしい。


