参獣龍



「情けねーよ、俺たち。」





俺は空に向かって呟いた。




瑠璃、絶対戻って来い。




ちゃんと瑠璃の全て受け入れるから。




頼むから1人で悩まないでくれよ。







「尚、ここに居たのか。」




屋上にやって来たのは陵だった。




ここは、俺らの溜まり場だから
 


それ以外の奴等はほとんど来ない




瑠璃が唯一休めるのはきっと



この場所だから、俺らはそれを守るんだ





「尚、頭は覚めたのか?」




「あぁ、」


「そうか、なら尚も成長したな」



そう言って笑う陵はすべてお見通しだって言うような態度だった