参獣龍

-尚side-

『お前は、今まであいつの何を見てきて言ってんだよ。
ふざけんじゃねーぞ?
お前、瑠璃にたくさん助けてもらったんじゃーねーのかよ!
あいつがたくさん抱え込んでんのお前も知ってんじゃねーのかよ!
そんな奴がなんで簡単に瑠璃の言った言葉を信じてんだよ!』




唯織に言われた言葉と頬の痛みを考えてると、俺はすっげー最低な事した。




いや、それだけじゃ済ませないくらい





俺は瑠璃が傷つく事をたくさんこの



短時間でしてしまった。







瑠璃が言った言葉は嘘なのか。




俺はあの時裏切りの事を思い出して



多分、瑠璃が言った言葉をすぐに気付けなかった。



過去と重なってみえたんだ。




だから、瑠璃をゆるせなかった。





けど、唯織の話を聞いて




心が落ち着いて考える事ができた。





殴られて、怒鳴られた後



俺はあのまま何も言わず




よく、瑠璃と2人でいた屋上に来たんだ。