参獣龍

-唯織side-


『わりー。
そうだよな。
話してくれてありがとな。』



それだけ言って龍は屋上から出て行った





龍にあんなに怒鳴ったのは初めてだ。





でも、間違ったとは思わねー。






瑠璃が1番この世界のどん底の闇まで知ってるから。





そんな瑠璃を助けてーんだよ。




助けられるばかりじゃなくて






たまには助ける番になりてーんだよ。






瑠璃、安心して帰って来れるようにするから。





何かあれば連絡はしろよ。





俺は空を一瞬見上げ




そのまま屋上を後にした。