参獣龍


「それでも、話せばいいだろ!」


「ふざけるな!
お前の言ってる事は綺麗事だ。
同じ立場に立った事ねー奴が
とやかく言うんじゃねーよ。
俺も瑠璃も悩んだんだよ!
瑠璃は俺の数倍も苦しんでるんだよ!たくさん、1人でかかえこんでんだよ!」



コイツは瑠璃の事俺以上に知ってるのかも知んねーな。




俺、ほんと情けねーよ。




自分の意見ばかり押し付けて。




何になるんだよ。




俺だけじゃねー



俺以上にこの2人は苦しんで傷ついて、




俺以上に闇を知ってる。




それをむかつくくらい感じるから




時にこの2人と一緒にいるのが辛いんだよ。




「わりー。
そうだよな。
話してくれてありがとな。」




それだけ言って俺は屋上を後にした。