参獣龍


唯織がいないとね、私の心に穴が空いたように寂しいの。




一緒にいるのが当たり前だったから




当たり前だったから寂しいの






物足りないの




唯織がいてこそのメンバーだから。


「…っ、い…ぉり」



来た道を歩いていると



前から唯織の姿が見えた



「瑠璃。」



「ねぇ、唯織戻ってきてよ
寂しいよ、お願い」




私は唯織に抱きついてそう吐き出していた。