「瑠璃、おはよう」




朝、いつもみたいに私の家に集まるみんな。




だけど、そこには唯織の姿はないの。




唯織のいないみんなでの登校は寂しい。





唯織がここにいるのが当たり前だったから。





『キャーーーーーーー!』




でも、そんな事もわからない馬鹿な女達は今日もこうして悲鳴に近い声をあげる。




あんた達は本当に空気読めないんだね。





外見だけなんだね。




ほんと、バカバカしい。