あの後は、お母さんに全部吐き出した。
自分が嘘で固めてる事も。
今までの事を全て話した。
病気の余命も言ってなくて
それも全部、隠さず話した。
そしたら、少しは心が楽になった。
「瑠璃、あなたは溜め込みすぎよ
もっと龍斗達に頼りなさい?
大切だから、話したくない。
それも分かるわ?
だけどね、話して楽になる事もあるよの?今、吐き出したみたいにね。
瑠璃なら大丈夫
私はあなたの見方だから」
そう、あの後お母さんに言われた。
お母さんはいつも私の見方でいてくれた。
だから、すごく楽になった。
今すぐは無理だけど、ちゃんとみんなにも話そうって思った。