参獣龍



私は話している途中




龍の顔を見ることはできなかった。




怖くてずっと俯いていた 





「龍、ごめんなさい
 ずっと黙っていて、隠していて
 ほんとにごめんなさい」





「う・・そだろ。」





そう言って初めて見る





龍の涙に




私は自分をすごく殺したくなった





龍を泣かせたのは




紛れもないこの私