参獣龍



「あんたこそ可哀そうだぜ?」


「はぁ?」



「こいつの事舐めてると痛い目合うよ?」






そう言った奏多の目は冷たい目で笑っていなかった。




「この子、こー見えてあんた以上に強いからね?」




私もつられて笑って見せた



「ふーん、じゃぁさ試そうぜ?
 その女が俺等より強いって」



そう言って愛結に触れようとした瞬間



私は腕を掴んだ




「この子に指一本簡単に触れさせるとでも思ってたの?」



私は自分でも驚くくらい冷たい声で言っていた。



愛結に指一本触れさせない


そうあの時に決めたんだ



龍と一緒に決めたんだ