参獣龍




私は愛結たちを守る事しか考えていなかった。





自分はどうなってもいい。




けど、愛結を龍の元へ返したかった



ただそれだけなのに。




「俺等知ってんだぜ?
 あんたが爆獣の姫だって。」




そう言って愛結に近づいた




愛結を守るのは龍の役目



だけど私にも愛結を守る権利がある



そう思っていたから



私と奏多は咄嗟に愛結の前に立った。




「へー随分大切に守られてるんだねー。
 同じ女にまで守られて可哀そうだね」



なんて馬鹿にしたように言う