「瑠璃、俺に黙ってることあるよな?」






龍の部屋に入って数分。




ずっと沈黙だった





それを先に破ったのは龍だった。




「………。」

でも、私はすぐに答えれなかった。



「愛結の事。」

あぁ、やっぱり気づいたんだ。



そりゃ気付くよね。



「愛結や奏多はもーいねーんだろ?
瑠璃はそれを知ってたんだろ?」



「龍、ごめんなさい。
確かに龍の言う通り2人は2年前に殺さたの。
ううん、違う。
私が2人を殺したの。」





そう、私が2人を殺した