結局、昨日は「そこそこ、それなり」のホットケーキしかできなかった。
味はまあまあでも見た目が少し焦げていたり、生地がふんわりしたかと思えば中が柔らかすぎたり。
家庭で出すレベルだったものが、改良を加えるにつれどんどん悲惨な出来に近づいていった。
「明日から猛練習するよ。だから、来週も付き合ってくれない?」
「いいよ」
頷くものの、私はやっぱり何のアドバイスもできない。
昨日も少し洗い物を手伝う程度だった。
でも、真剣に作る柳さんの眼差しを見つめていたら、せめて私にできることで力になれたらと思った。
『何だろうね。単純に、瀧本さんと一緒に作るのが楽しそうだと思った。それじゃだめ?』
ふと、柳さんの言葉を思い出す。
私も柳さんと一緒に作るのが楽しいと感じていた。
また今日から一週間が始まる。
今まで飛び抜けて月曜日が憂鬱だったというわけじゃない。
それでも、このところ月曜日はちょっと楽しい気分で迎えられる。
電車の窓越しにまた、朝から柳さんに会えるかなっていう期待があるから。
そして、思った通り今日も目が合った。
しかも、それだけじゃない。
手を振られてよく見ると、口元がパクパク動いている。
『えっ、何て?』
私も同じように口パクで聞き返すけど、それでもわからなかった。
そりゃ電車越しに話をするのは難しいよねなんて、気づけば私の頬は緩んでしまっている。
やっぱり、朝から柳さんに会えると、機嫌良く一日を過ごせる気がする。
味はまあまあでも見た目が少し焦げていたり、生地がふんわりしたかと思えば中が柔らかすぎたり。
家庭で出すレベルだったものが、改良を加えるにつれどんどん悲惨な出来に近づいていった。
「明日から猛練習するよ。だから、来週も付き合ってくれない?」
「いいよ」
頷くものの、私はやっぱり何のアドバイスもできない。
昨日も少し洗い物を手伝う程度だった。
でも、真剣に作る柳さんの眼差しを見つめていたら、せめて私にできることで力になれたらと思った。
『何だろうね。単純に、瀧本さんと一緒に作るのが楽しそうだと思った。それじゃだめ?』
ふと、柳さんの言葉を思い出す。
私も柳さんと一緒に作るのが楽しいと感じていた。
また今日から一週間が始まる。
今まで飛び抜けて月曜日が憂鬱だったというわけじゃない。
それでも、このところ月曜日はちょっと楽しい気分で迎えられる。
電車の窓越しにまた、朝から柳さんに会えるかなっていう期待があるから。
そして、思った通り今日も目が合った。
しかも、それだけじゃない。
手を振られてよく見ると、口元がパクパク動いている。
『えっ、何て?』
私も同じように口パクで聞き返すけど、それでもわからなかった。
そりゃ電車越しに話をするのは難しいよねなんて、気づけば私の頬は緩んでしまっている。
やっぱり、朝から柳さんに会えると、機嫌良く一日を過ごせる気がする。
