やっそんなのってっ…!
そのとき、ちんげの、低く、かすれた、ゲスい声が耳元で聞こえた

「おい、M字開脚しろ」

…!
「は?!」
なっなにいってんの?!

そのとき、アゴがスマホを取り出した
「や、やらあっっ」
ちんげは私のスカートをめくったり、触ったりしてきた
「や、やらあっそこらめらからああっ∥」
必死の抵抗も聞かず…

アゴはちんげと目配せをし、こちらにスマホを見せてきた
そこにはさっきの動画が…!
ちんげの顔はうまいようにうつってなく、私の顔だけがうつっていた
「…そんな!!」
顔は写っていなくても、ちんげがたまにカメラを意識しながら私を触っているのが分かる

そのときの私は…
「…!」
完全に雌の顔をしていた
「や、やだなにこれ!けっ消してよっ!」
アゴはひょいっと私の前からスマホを持ち上げた
「こ、こんなのおかしいよ!!」
私は涙目になりながらアゴに飛びついた

アゴは私を抑えつけ、いやらしい笑みを浮かべた

…そして2人は目配せして…

「…消して欲しいなら何でも俺らの言うこときけよ?」

…っ!やっぱりそうなるかー
フラグ回収乙ーっw
…じゃなくて!!
「そ、そんなの、どうせいやらしいことでしょ?!」
そう言うとちんげは気持ち悪い顔をして…
「そんなん一言も言ってねーじゃん」
そしてアゴは
「そんなにして欲しいの?」
…っっ!
そう聞いてきた

必死に首をふる
「しょうがないな」
「?!?!」
え?

「してやるよ!!!」
そして押し倒された

今度は、ちんげが撮影を始めた…