お姉ちゃんが入学してしばらくたった5月くらいだった。
いつもは女の子のお友達と遊んでいるのに、初めて男の友だちも家に連れてきていた。
『…お姉ちゃん、今日なんで男の子がきたの。』
『圭と一緒にやっても先に進めなかったゲームがあるでしょ?ゆうきくん先に進めてるっていうから手伝ってもらったの!』
みてみて〜!とゲーム画面を見せてくる。
『えっ本当だ、すごい…!』
……じゃなくて!!
『…ゆうき、くん……。ねえお姉ちゃん、あの男の子のこと好きなの?ずっとニコニコしてた。』
『えぇ好き?分かんない〜。』
『わからないってなに!僕のこと好きだよって言うけどそれと同じ気持ち?』
『うーん…ゆうきくんと圭はちがうかなあ。』
『じゃあ、お姉ちゃんが好きなのは僕だけで決まりね!』
『わかった。』
『ねえお姉ちゃん、僕たち好き同士ってことはパパとママと同じだよね。』
『あっ…そっか!そうだね!じゃあ圭とわたしは大人になっても一緒にいれるね。』

