お姉ちゃんが入学して1ヶ月くらいのころ。
いつもは女の子のお友達と遊んでいるのに、初めて男の友だちも家に連れてきた。それでもう僕は気が気じゃなかった。
『ねえお姉ちゃん!今日なんで男がきたの?』
『ん?圭と一緒にやっても先に進めなかったゲームがあるでしょ?ゆうきくん先に進めてるっていうから手伝ってもらったの!』
みてみて〜!とゲーム画面を見せてくる。
『えっ本当だ、すごい進んでる!』
……じゃなくて!!
『…あの男のこと好きなの?』
『えぇ?分かんない〜。』
『なっ…わからないってなに!僕のこと好きだよって言うけどそれと同じ気持ち?』
『うーんゆうきくんと圭はちがうかなあ。』
『ならよかった。お姉ちゃんが好きなのは僕だけでいいの!』
『そっか、わかったー!』
『本当に分かった?僕たち好き同士ってことはパパとママと同じだよ?』
『じゃあ圭と大人になっても一緒にいれるね。』

