僕のお姉ちゃんは今や知らない若者はいないであろう、大人気モデルである。
お姉ちゃんの見た目はもちろん、中身が綺麗すぎる。
【おねえたんっ、いっしょにいこっ!】
【おねえたーんっ、まって!】
小さいときからず〜〜っと大好きでたまらない僕のお姉ちゃん。
僕は小心者で、人見知りで小さいころはすぐに泣いていた。
お姉ちゃんはとっても優しくて、そんな僕のそばにいつもいてくれた。
だけど、僕だけにではない。
お姉ちゃんはみんなに優しい。
だから周りの人もみんなお姉ちゃんのことが好きになる。
2年前、僕とお姉ちゃんで映画を観に行ったとき、お姉ちゃんはスカウトされた。
もちろん、モデルなんて僕は大反対したけど。
お姉ちゃんは小さい頃からおしゃれが好きで、よくお母さんが読み終えた雑誌を切り抜いて、お姉ちゃんがノートにまとめたりしてた。
お姉ちゃんはモデルをして色んなファッションに触れてみたいと両親、僕に猛アピール。
僕は最後まで嫌だと伝えたけど、両親がお姉ちゃんの熱量に負けて許可を出した。
デビュー当時、お姉ちゃんの入った事務所はあまり名前の知れた大きい事務所ではなくて、最初は雑誌の小さい特集にお姉ちゃんが載るくらいだった。

