「「やったーーー!」」
「嬉しい〜!来たの思っても早退が多いんだもん。」
「玲蘭、今日の食堂の日替わり絶対玲蘭好きだから楽しみにしてて!」
「え〜?なんだろう!楽しみ楽しみ!!やっぱり学校好きだなあ。今日はみんなに会えるのすっごく楽しみだったんだ!でも今の授業範囲分かるかなぁ…。」
「玲蘭はこういうところがすごいよね、有名人ぶらないっていうか!」
「う…夏奈ちゃん、もうそんなに褒めないで〜恥ずかしい…。」
「だって褒めたりないんだもん〜。あっそうだ!今日の放課後はカラオケ行こうよ〜!!」
カラオケ〜!久々だ!!
「いいねっ!行きたい〜!」
「わたしもーー!」
「俺も絶対行く!!」
こうして仲良くしてくれるクラスメイトがたくさんいて、本当にわたしは幸せ者だと思う。
ーーーそして、今は数1の授業中。
はああ…どうしよ、やっぱり全然分からないや。
ふわぁ〜…。
ボーッと黒板を眺めていたら眠気が…。
っだめだめ!授業中なのに……。
…その後数分格闘するも、すぐに眠気に負けてしまった。
「……ん…。」
こそこそっ。
(おいっ!!伊藤が寝てんぞ!!!)
(スマホ、はやくっスマホだせ!)
(うっわ……やべぇ。谷間見えんぞ。)
(ちょ!!?あんた達、キモい!やめて!)
(は?お前らだって写真撮ろうとしてんじゃん。)
(わたしたちはそんは最低な目で撮ってませんー!)

