お姉ちゃんの初めてのファンは弟


「この業界、そんな興味ないんだよね。でもあんた、俺が知ってるぐらい人気なモデルだし。まあつい最近うちの事務所のモデルって知ったんだけど。」





「そんな…人気だなんて。は、はずっ恥ずかしいです。」





恥ずかしすぎて全身が暑い。





「あとは俺好みの身体つきだし。」





「っ!?」





ニヤッと笑う。
 



「あははっ!!本当興味湧くな〜。」





「意地悪なこと言わないでください…!」





全身熱くてクラクラする。





初めてこんなに心臓がバクバクする。





「ねぇ、そんな顔で男みつめちゃダメなんだよ。」





「え?」





「キスしたくなる。」





ーーっ!?





こ、この人やっぱりダメだ!!






「っ…もう帰ります!あなたが早く終わらせようって言ったのに!」





「あーそういえば教えてなかったね。俺、松野帝。レイカと同じ高1。だから敬語とかやめるのと、『あなた』じゃなくて帝って呼んで。」





「っえええ!?その見た目で同い年なっ……「老けて見えるって言ったらキスするよ。」





ひい!




老けて見えるってわけではなくて、大人な雰囲気だから…大学生くらいかと思ってた。