お姉ちゃんの初めてのファンは弟


なんと事務所に呼ばれたのは、わたしのマネージャーをつけるという話だった。




そしていま……仮?マネージャーさんに腕をひっぱられ圭と離れて離れになってしまったところ。





「はぁ〜まじめんどくさ。」





仮マネージャーさんがどすっと椅子に座り足を組む。




「あの…ご、ごめんなさい。今からでも遅くないの思うので…その…えっと…マネージャーはやっぱり…。」




ジッとわたしを睨みつける。





うう、怖いよおお…。





「そ、そんな睨まなくても…。」





「睨んでねえよ。つか意外。そんな顔してんのに俺なんかにびびってんの?おもしろ。」





「…ええっそんな顔ってなんですか。しかも何も面白いことないと思います…。」





「あっ、作ってんの?そういうキャラ?」





急に顔を覗き込むように近づけてきた。






「ゔああ!ち、近いです!!!」





「あははは!まじで?本物?」





あ、この人笑うとすごく可愛い顔になる。






「次はなに?俺の顔じっとみてるけど。」






「あっ…いやっその、笑ってると雰囲気いいなって…。」





「……ふーん?そう言うこと言っちゃうんだ。分かってないね。」





「えっ?」




「まあ座りなよ。」




「は、はい。」




仮マネージャーさんに促され、対面に座る。




テーブルに肘をつき、わたしをみつめてくる。





「この件、望んだわけじゃないって言ったけど、正直あんたが少し気になってた。」






「…?そうですか…。」