ーーー…。
「お疲れ様でした〜!ありがとうございました。」
無事、今日の撮影が終了!
ぎゅっ。
「わっ…!」
「お疲れ様、お姉ちゃん超可愛かった〜!わあ、近くに来たらもっと可愛い!綺麗すぎる!!」
「あはは、伊藤姉弟は相変わらずだねぇ?」
「ふふ、ほんっと〜。微笑ましいわ〜。」
「あたしんところの子どももここまでとは言わないけど、仲良くしてくれないものかな〜。」
撮影が終わると、圭が抱きついてくるのはいつものことだけど勢いのよさにびっくりしてしまう。
周りのスタッフさんもこれには見慣れた様子。
「ね〜可愛いよね、この衣装めちゃくちゃ可愛い〜って思ってた!これトレンドの生地で…「もう!違うんだけど!お姉ちゃんが可愛いの!」
「そんなことないよ〜衣装が可愛いんだよ。」
「はあ…。っていうかもう22時すぎちゃうね。明日の撮影は早朝だったけど、お姉ちゃん大丈夫?」
本当に優しいなあ。圭も疲れてるはずなのに。
「圭こそ大丈夫?眠いでしょ?」
「お姉ちゃん天使!勝手についてきている僕の心配をするなんて…天使にもほどがある!!」
「そんなことないって…。」
圭がすりすりと顔を当ててくる。
「おーい2人とも〜。車用意できたから帰ろうねー。」
「あっ、はい!ありがとうございます!」
再び副社長さんの運転で家に帰る。
ふぅ…今日も楽しい撮影だったなぁ。
「お姉ちゃん、僕にもたれかかって寝ていいよ。」
「圭だって眠いでしょ?大丈夫だよ。」
一応、お姉ちゃんだし!
いつもいつも甘えるわけにはいかないよ。

