「玲蘭ー!!会いたかった〜!!!久しぶり!」





「夏奈ちゃんっ!わたしもずっと会いたかった〜!!」





今日は久しぶりの学校。





そして、なにより中学校から一緒にいてくれている夏奈ちゃんに久しぶりに会えたことが嬉しい!





わたし伊藤玲蘭は3年前からモデルをやっています。




最近はお仕事をもらうことも多くなってきて登校が少ないと月2〜3回になってしまっている。





通学している学校は芸能学校ではないけれど、どの授業も出欠数での単位ではなく、テストで赤点を取らなければモデル活動もバイトの範疇とのことで許可を出してくれている。





「はああ〜ん…玲蘭は本当見れば見るほど綺麗だわあ。…てか!!もうすぐ夏衣装の写真集出すんでしょ!?玲蘭の水着姿すっごく楽しみなんだけどっ!」





「えっ夏奈ちゃん知ってくれてるの?」





「当たり前!FCメールで来てるから!」





「えっファンクラブ入ってくれてるの!?」






「むしろ入らない理由がない!ぜんっぜん玲蘭に会えなくって玲蘭不足なんだから〜。今日はたっぷり補充させてね、超絶綺麗で神可愛い私の大親友の玲蘭〜。」





「夏奈ちゃんっ…大好き!!」





「きゃーー玲蘭〜!あたしも〜!!」




夏奈ちゃんを抱きつくと、夏奈ちゃんもギュッとし返してくれて、ぴょんぴょんはねている。





「あーそれにしても、本当に写真集が楽しみすぎる!玲蘭は可愛いのもセクシーなのもなんでも着こなせるからね。」





「いやいやそんなことないよ!着てるものがいいのと、カメラマンさんのおかげなの。」