マネージャーと甘い恋

「──柑奈さん」
ゆさゆさと肩を揺さぶられ、
目を覚ます。

つきました。と言われ時計を見ると
9時半過ぎ。30分くらい寝てたなー

「さぁ、降りて下さい。撮影の準備があります。2分押してますよ。」

佳斗は細かいなー。と思っても
めんどくさいので口には出さない。

少し寝て、スッキリしたのか
なんとなく肌の調子もいい。

「さぁどーぞ」

そうこう考えてるうちに、化粧室前についていた。

ドアを開けてくれた佳斗に軽く頭を下げる。